川井太(かわいたい) 1981年浜松生まれ。ニューヨークに4年滞在しデザイナーとして活躍。 日本帰国後はインテリアデザインをはじめ、設計、施工とすべてをこなすマルチプレイヤー。 直近では「田舎の小さな家」をコンセプトとした住宅を提案し、注目を集める。 今、浜松で最も活躍している若手デザイナーの一人。 |
川井: 「身近な自然材料を使う。」事にこだわっています。 近隣地域の資材を使うことは、そのままそれを作っている人達を支援する事に繋がります。資源もお金も身近な所で循環が産まれ、それを積み重ねて、ゆくゆくは地域の活力になればと考えています。 また、浜松市自体が、身近な自然素材で溢れています。流木を拾ってくれば、それがそのままインテリアになります。私のデザインを多くの人に支持していただけるのも、恵まれた浜松の自然のおかげだと考えています。 さらに、身近な自然素材は、その土地の風土に一番あっている素材だと言えます。長く使っていただくためにも、なるべく近場の素材を使って行きたいと考えています。 |
川井: 初めてUROCOを見たとき、「これは面白いな!」と思いました。 ニューヨーク以外にも、世界中を何カ国か旅しているのですが、見たことありませんでした。 しかも、自然素材の木目を、木の表面んを焼くことによって強調している事には驚きました。実際、板を手に持って見ると、意外な程軽く、杉特有の柔らかさを感じます。 この板は、デザイナーとして自分を成長させてくれる良いキッカケをくれるんでは無いかと思いました。 このUROCOを上手く扱えるのかどうか、少しビビリながらイメージを膨らませ行きました。 |
川井: これだけカラフルだと、他の色と合わせるのが非常に難しいと思っていましたが、無塗装の焼杉や、無垢の杉と合わせていくと、全体の印象が落ち着き、それでいて個性のある面白い作品ができたと考えています。 自分の頭の中でデザインを考えるよりも、手にとって色々と組み替えて見ると、自分が想定していないようなデザインが突然現れてきます。これは作っている本人が「いいね!!」と思わず口に出して言ってしまうような感動がありました。 元々自然の素材なので、模様も一枚一枚バラバラですので、想定通り行かないと考えていましたが、逆に想定以上の結果が出たと思います。 |
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